「FXの必勝法!」などの記事などで書かかれている「資金管理は大事です」「1回のエントリーで損失は最大2%までに抑えまでしょう」ということが書かれていますが、これ難しいな・・・とずっと思っていました(笑)というのも、

・ロット数固定 + 逆指値(損切り)の最大pips数固定

という前提条件なら簡単だなと思います。ただ、これってチャートスケールが日々変動する相場においては逆指値の最大pips数が固定というのは現実的でないですよね。となると、毎回エントリーの際に、

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エントリー可能ロット数

許容可能損切り額(現在の総資産 × 0.02) ÷ 1ロット当たりの損益額(今回エントリー予定の損切りpips数 × 1pipsの損益額)

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※計算式が間違っていたらご指摘いただけると幸いですm(__)m

という計算がMT4FT3でエントリーするときに必要になるかと思います。ただこれって、通貨別に単位も変わりますし、毎回計算するのって面倒だな…と思っていました。

シュミレーションツールで問題解決

ただ最近やっと問題が解決しました、それは、「GMOクリック証券 > FXneo > 新規注文 > IFD-OCO」のツールより、

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という損益シュミレーションツールがありますので、MT4やFT3で水平線を引くと、右側に金額が表示されますので、その値を元に、エントリー時の指値と、決済時の指値と逆指値を入力します。

あとは右側の「取引数量」の数値をポチポチ変更していくと、損益額が毎回変わりますので、総資産の2%を超えるロット数になったら1つ値を戻す(減らす)形で、毎回のエントリーロット数を決めています。

資金管理のエクセルなどもネットで無料配布されていますが、この方法が便利なのかなと思いました(笑)

※スプレットの差はないですが、手数料が発生する証券会社の場合はご注意ください。
※お問い合わせをしたのですが、[決済]売買の「取引数量」は▲▼で1以上にならないという仕様になっているようですので、そこは手入力をお願いします。

リスクリワードレシオの固定化

FT3(Forex Tester3)のトレーニングにおけるKPI設定について
にも記載している「リスクリワードレシオ」ですが、



レバレッジ

で行った効果検証でも、エントリー時のリスクリワードレシオは1.4倍でも、毎回の損益額が違うため、

1回目: 損1万円 益1.4万円(RR1.4倍)
2回目: 損2万円 益2.8万円(RR1.4倍)
3回目: 損5,000円 益7,000円(RR1.4倍)
4回目: 損3万円 益4.2万円(RR1.4倍)
4回目: 損2万円 益2.8万円(RR1.4倍)

合計: 損1.5万円 益9.8万円(プロフィットファクター6.53倍)
平均: 損7,500円 益32,666円(RR4.35倍)

と、ロット数も毎回のリスクリワードが同じでも、1回1回のpips数が同じでないため、リスクリワードレシオ(RR)は固定化されない形になります。その為、今回の方法では、

・逆指値(損切り)のpips数に合わせて、ロット数を可変にする

ということをすることで、結果、毎回の平均損益額、平均利益額が安定化し、リスクリワードレシオが安定し、最大ドローダウンや、利益曲線が滑らかになるのかなと思いました。
※通常、毎回のリスクリワードが固定でないので、リスクリワードレシオを完全に固定化させるのは難しいです。

上記はあくまで本日思いついた、暫定的結論ですので、皆さんの中で、簡単でいい資金管理法がありましたらぜひ教えていただけると幸いです!

なお、記事について気になることがありましたら、Twitterでリプライを頂ければ可能な限りお答えしたい思います。【オンザロック @ontherock_jp

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